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パークワールドツアー参戦記その4

【4日目】
どうも。ついに4日目。
ちなみにこの日もレストディ。なんだか中国楽しく旅行しました記みたいになってきましたね(笑)

この日は朝から万里の長城へ。
世界の一流オリエンティアは観光なんてしません。
彼らはどこへ行ってもやることは一つ。そうです。トレーニングですね(笑)
僕も一流(一留?)の自負があるので負けてはいられません!
早速やってきた激斜。万里の長城やばいっすね。翌日のレースのことは考えずにここは山岳賞を取りに行きました。

制限時間は2時間。ランニングするには十分すぎるくらいですね。
10分くらい走っているといきなり問題が。。。
柵があって先へ進めません。そんなものは海外の一流オリエンティアには関係ない。僕にも関係ありません。
この日はスプリントの日ではないわけで、どこを超えてもOK。
通過可能の柵を超え先に進みます。
しかしまた次なる難関がありました。今度は有刺鉄線の柵がありました。
さすがにみんな超えないかと思いきや、さすがトレーニングに生きる男たち、自らの欲求には正直です。5人は先へ進んできました。
さすがに日中外交問題に発展するのはアジア情勢に響くと考え、そこで断念。
イスラエルのアサフ君とポルトガルのかろりーなとランニング。
逆方向ではちょっとぬるめな柵があったので飛び越えて先まで行けました。
やっぱり観光するにもトレが一番ですね!

そんなこんなで帰宅。疲れました。
しかしまだまだ夜はこれからです。
今夜はカラオケパーティーが企画されているではないですか(笑)
夕食を済ませて皆で外出の準備。電車を乗り継いでカラオケに向かいます。海外のカラオケはどんなものなのか意気揚々と向かう俺。楽しみですね!
カラオケは不思議と既視感。日本と同じやん。
カラオケ行きがてらMorten(2013年スプリントチャンプ)からトレの仕方をいろいろ教わる。
フィジカルのあげ方にもっと真剣になったほうがいいなと感じたり。
カラオケは、なかなか楽しかったです(笑)
僕はTRFを歌いましたね。あとピカチュウいました。怪しげなやつでした。

みんな歌うのはそこそこだけど、本当に踊るのが好き。ただのクラブのような空間になってました。
眠かったので2時ごろ切り上げて帰宅。お疲れさまでした。

Park World Tour参戦記その3

どうも。
ちょいちょい更新していくスタンスで行こうかなと思っています。

【3日目】
この日はレストデイ。
午後から開会式とのこともあり、午前中はオフ。
さて、どうしたものだろうか。オフはいいが気軽に誘える友達がいないなぁ。
部屋に閉じこもるのも何のために来たんだろうってなるし、これはがんばるしかないな。
そんなこんなで朝食会場へ。
そこにはフランスの友人、Fredoがいました。彼はギリシャ彫刻のような顔立ちの世界ランク6位くらいのイケメンいいやつフランス人です。

そんな彼にどこへ行くか尋ねると、自転車こいでショッピングからの、昆虫食べての小高い丘から景色を見てのお昼ご飯とのこと。
なんとまあ楽しそうなことでしょう。ありったけのコミュ力と社交性を駆使して一緒に行くことにしました。
集合時間に同部屋のローレンス君と向かうと、フランスの兄ちゃん3人、ノルウェーの通称うすたぅぶぉ(Oystein)がいました。彼もなかなか面白い人で、とにかく写真をよくとります。基本スマホのシャッターを切ってます。ショッピングも大好きで、たくさん電化製品を買ってました。こんなに使うのかというくらい(笑)値切りにもすごく熱心です。36歳とは思えない若々しさでパーティーでもトレーニングでも世界選手権でも大活躍する男です。日本のWOCを走っているというと、彼がいかに一線で活躍しているかわかるでしょう。

そんなメンバーでバイキング!自転車。
中国には、いたるところに公共の自転車が置いてあって自由に使うことができます。便利な世の中ですね。最近その会社が北海道に進出したとか。日本も便利になりますね。
いい写真がなかった(笑)

しかしさっそく問題が。。。自転車の鍵が開けられません。
どうやら自転車は中国のアプリを入れていないとあかないよう。さらにアプリにチャージをするには中国の口座がないとだめだそう。中国に口座がないと人権がないというのはほんとでしたね。

しかしそこは、世界選手権常連の選手たちです。待ちゆく中国人にいきなり話しかけて、鍵を開けてもらって問題解決!
なんとまあすごい行動力。僕も見習わないとですね。
そして晴れて自転車ゲット。

さてとそこからスーパーへ向かいます。中国はとにかく交通ルールがやばいです。基本信号は無視、右折は赤信号でも、前からも後ろからも横からもスクーターが飛び込んできます。なかなかの緊張感ですね。
そんなこんなで百貨店でお買い物。
そこもまたすごい。

百貨店では基本的に値切ってなんぼです。誰が定価で買うんでしょうねぇ。
とりあえずイヤホンを見ているといきなり店員さんが話しかけてくるわけですよ。中国語で。僕はどうやら中国人に見られるようです。これでだいぶ困りましたね(笑)英語しか話せないのわかった時の残念そうな顔。申し訳ないまであった。
話がそれましたね。まあこんな感じで話しかけてくるわけですよ。

店員「お兄さん。このワイヤレスイヤホン5000円!安いよ。音質もいいよ。聞かせてあげる!」
(聞いてみる)
俺「うーん悪くないね」
店員「そうでしょう。お兄さん最初のお客さんだから4000円で売ってあげる」←ここですでに値下げ(笑)
俺「いや、高いでしょう」
店員「じゃあいくらがいいの?」
俺「1500円」
店員「バカ言っちゃいけねぇ。お兄さん最初のお客だから3500でどう?」
俺「いや、高い。じゃあ買わんで帰るわ。」
店員「待って待っていくらがいい??」
俺「1500円」
店員「じゃあ最後!2500円でどう?」
俺「いや、買う気がないから帰ります。ばいばい。」
店員「待って待って!1500円でいいから買って!!」

こんな感じです。すごい商売精神でしょう(笑)

そんなこんなで冷やかしつつ、昆虫を食べに次の場所へ。
みんなは鞄とか靴とかヘッドフォンとかいっぱい買ってましたね。

昆虫を食べようと意気揚々と向かったものの、その日は休業日。残念。その後山登り。
PM2.5やばいっすね。でも公園はきれいでした。

お散歩をしながらいろいろ話が弾む。まだ英語が戻ってこない。リハビリしてました(笑)
フランス留学するならリヨンがおすすめだそう。オリエンテーリング的な意味では。

その後、餃子を食べて、開会式へ。相変わらずお金かけてるなぁと。中国はオリエンテーリングの普及に本気だ。疲れたのでそこからは何人かでランニング。

ベルギーのランナーとOysteinとChrisとオーストラリアのお兄さんとランニング。
結構このメンバーで走っていたので、ランニング仲間まである。
いいペースで10kくらい。とれ仲間がレベル高いと楽しい。

そんな感じで渋滞に揺られて帰宅。
眠かったから寝ました。おしまい。

たくさん書いてしまった。また書きます。

Park World Tour参戦記その2

【2日目】
一晩ゆっくり眠り、目を覚ますと同部屋の住人も目を覚ましていた。
台湾からきたローレンス君だ。よく日本にも来ているので、見かけたら挨拶してみてくださいな。とってもいいやつです。全日本ロング、ミドルには来ていましたね。

朝起きて、予定を確認。久しぶりの英語だ。あまり出てこない。これ一週間くらい治らないんだよなーと思いつつ。
この日は、最初のオリエンテーリングイベントのようだ。北京郊外の公園でオリエンテーリングをするらしい。

集合時間になって皆と顔合わせ。久しぶりだ。久しぶりのヨーロッパコミュニティだ。なじめるかなとちょっと不安。コミュ力に全ゲージを注いで臨みました(笑)

最初のバス移動だが、マジで渋滞がやばい。本当にやばい。どれくらいやばいかというと、1時間に400m進むくらい。いったい中国の人はどういう気持ちで車に乗っているんだろうな。仕事も間に合わないやん。とか思いつつ、2時間かけて目的地に到着。なかなかきれいな中国の公園でした。

まずはそこで記念撮影。なかなかいい感じに溶け込めたかな(笑)

cof

スプリントは2500の縮尺、滑るテレインでした。結構頑張ったと思うけど、壁が厚いな。


1 Robert Merl ME Austria 0:14:25
2 Gernot Kerschbaumer ME Austria 0:14:36
3 Jonas Vytautas Gvildys ME Lithuania 0:15:13
18 Hirokazu Osaki ME Japan 0:18:30

とれ後は山登り。PM2.5の中の登山(笑)頑張って走りました。

一日目の大きな目標、グループの中で居場所を作るは無事達成できたかなと。
ひとまず、何人か友達ができました!イスラエルの人いい人だ。そしてもともとの知り合いも結構いたし。

夕飯はいつも通り中華!相変わらず多い!
ここから二日間レストデイ。疲れたので早く寝ました。
おしまい。

世界選手権出場しました

どうも。

7月のはじめですが、オリエンテーリングの世界選手権に出場してきました。
結果は以下の通りでした。

Sprint qualification
1 Matthias Kyburz Switzerland 11:08 4:06 A
2 Kristian Jones Great Britain 11:15 +0:07 4:09 A
3 Jan Petrzela Czech Republic 11:18 +0:10 4:10 A
——————————————————————————
15 Otto Simosas Finland 11:58 +0:50 4:24 A
——————————————————————————
27 Hirokazu Osaki Japan 12:44 +1:36 4:41

Long
1 Olav Lundanes Norway 1:45:25 6:10
2 Leonid Novikov Russia 1:47:15 +1:50 6:17
3 William Lind Sweden 1:47:38 +2:13 6:18
4 Magne Daehli Norway 1:48:33 +3:08 6:21
5 Eskil Kinneberg Norway 1:49:58 +4:33 6:26
6 Daniel Hubmann Switzerland 1:50:24 +4:59 6:28
—————————————————————————–
62 Hirokazu Osaki Japan     3:01:03 +1:15:38 10:37

Relay
1 Norway 1:34:50
1. Eskil Kinneberg 32:06 2 +0:04 32:06 2
2. Olav Lundanes 31:08 1 1:03:14 1 -1
3. Magne Daehli 31:36 3 +0:11 1:34:50 1 0

2 France 1:36:06
1. Frederic Tranchand 32:02 1 32:02 1
2. Lucas Basset 32:33 4 +1:25 1:04:35 2 +1
3. Thierry Gueorgiou 31:31 2 +0:06 1:36:06 2 0

3 Sweden 1:36:53
1. Johan Runesson 32:12 7 +0:10 32:12 7
2. William Lind 33:16 9 +2:08 1:05:28 4 -3
3. Gustav Bergman 31:25 1 1:36:53 3 -1
—————————————————————————–
29 Japan 2:32:57
1. Hirokazu Osaki 55:16 30 +23:14 55:16 30
2. Mutsuki Matsushita 51:38 28 +20:30 1:46:54 29 -1
3. Yuta Tanikawa 46:03 29 2:32:57 29 0

今年の世界選手権はなかなか試練の多いものでした。

スプリントは、自分の実力が出せたといえる結果でした。
かなりの土砂降りだったこともあり、地面は相当滑りました。
靴はランニングシューズで出走してしまったため、上り下りのロスがありました。
ただ、去年の結果よりもいい結果を残すことができ、来年に向けたステップになったと思います。
一方、今のままの実力では、予選の通過はありません。
キロタイムで約20秒はかなり大きな差です。根本的なランニングスピードに大きな差があります。
一方、この一年のアプローチで確実に予選通過ラインに迫ることができていると感じることができました。
特に、5月にフィンランドであったワールドカップ、今回の世界選手権を見ると、徐々にではありますが、前進しています。
ここからまた一年、ランニングスピードの強化を軸としたアプローチで、世界の舞台に立てるように努力していきます。
QMEN B

ロングは、一番厳しいレースとなりました。
今年の私のアプローチがスプリント、ミドルにフォーカスしたものだったため、17キロを超えるレースに耐えられるか不安がありました。
レース自体は、前半大きなミスはあまりなく走ることができました。
しかし、後半に差し掛かると、エネルギー切れを起こしてしまい、ほとんど走ることができなくなってしまいました。
その結果、トップとの大きな差が生まれてしまいました。
今回のレースを振り返ると、ロングに対する準備不足、準備の難しさを感じます。
特に、2時間を超えるレースに耐えるためには、2時間を超えるオリエンテーリングを普段から行っている必要があると思います。
また、ロングレースは、その最大の特徴であるロングレッグの対処や細かなルートチョイスも求められます。
そういった練習は、海外である一定期間練習を行わないことには身に着けられないと感じました。
今後ロングにどう向き合っていくか、これから考えていきたいと思います。

最後はリレーでした。
リレーは、久しぶりに第一走者をやりました。
戦略は、集団において行かれないことでした。
しかし、1番コントロールが見つけられず、そのまま集団において行かれる結果となってしまいました。
海外のリレーは日本と性質が大きく異なります。普段パックのリーダーを形成している選手が、パックについていかなければならなくなります。
そのため、練習をするのがすごく難しいです。
今回リレーを走って思ったのは、日本にいる以上、このシチュエーションの練習はできないので、海外に出て、積極的に練習を積んでいく必要があると痛感しました。
特に、世界のスピードについていける選手が、海外で経験を積む必要があると思います。

今年の世界選手権は、変化の年にしようという意気込みで臨みました。
成績は大きく向上することはありませんでしたが、確実に変化を感じることができる世界選手権でした。
ここから1年、また準備の方法を考え直し、来年はよりよい結果が出せるようにやっていきたいと思います。

まずは今月末にラトビアで開催されるワールドカップ、特にスプリントは気合い入れて臨みたいと思います。

全日本大会終了!

どうも。
全日本大会が終わりました!いろんなところで広報していましたが結果は優勝です!!!
やったーーーー!!!めでたい!!!!!

結果
1 尾崎 弘和 1:09:18 トータス
2 小泉 成行 1:13:04 O-Support
3 寺垣内 航 1:14:27
4 猪俣 祐貴 1:16:08 杏友会
5 松尾 怜治 1:16:50 東大OLK
6 堀田 遼 1:18:42 トータス

写真(上林氏、国沢氏撮影)

ルート

今回のレースは、昨年の全日本のレースが悪かったこともあり、絶対にいいレースをしたいという思いが強かったです。
レース前一週間は忙しく、なかなかレースのことを考える時間がありませんでした。
その中でも早稲田のサークルの後輩と地図を読んだり、戦略を考えたりしながら、レースに備えることができていました。
自分の気持ちはうまくレースに向けて合わせていくことができました。それもあり、当日は結果を意識せず、走りきれたのかなと思っています。

勝ったレースはたいていすべてが美化されるなと思います。
というわけで、ここでは、今回のレースに向けた取り組みで甘かったこと、もっとできたことを考えてみたいなと思います。

まず、世界選手権で結果を出すには、まだまだ巡航が足りません。私の体感、冬にコーチに言われたことを考えると、世界選手権で40位以内に入るにはこのレースで巡航80台を出さないといけなかったです。
今の自分では、出せて95%程度だと思います。そうなると何が足りないか。これは走るスピードだと感じざるを得ません。
この冬は、けがなくトレーニングが積めたといえども、目標とするトレーニング量は達成できていません。
そのため私は、来年以降全日本に臨むにあたり、スピードの壁を破り新たなステージで走れるようにしたいと思います。

次に、レース前の準備が足りていませんでした。
レース前にやったことといえば、前日のコース予想、戦略の決定、読図走程度でした。
しかし、本来であれば、事前に矢板のテレイン情報収集、緻密なアナリシス、コース予想をもっと徹底的にやらなければいけませんでした。
時間がないことを言い訳にこれらを怠ってしまっていたことは、全力でレースに臨めていなかったということです。
来年以降どのような準備をするか、今年のうちに考えておき、実行できるようにしたいです。

最後に、当日のコンディションです。当日は、多少の睡眠不足感があり、風邪気味でした。これは、全日本前の一週間に予定を入れすぎ、無理をしてしまっていたからだと思います。
大事なレースの前にかかわらず、予定を入れてしまうのは、全日本に対する意識が足りていなかったのではないか、そう考えています。
これから控える重要大会に向けて、スケジュールの管理は徹底したいです。

つらつら反省を書きましたが、ブログはこういう風に別のところでは書けないようなことを書きたいですね。
次は世界選手権です!!
次回の更新をお楽しみに!!

ワールドカップ終了

どうも。久しぶりです。

先週、世界選手権が行われるエストニアでトレーニングをしてきました。
そのあとにはワールドカップに参戦してきました。

まずはエストニア!
エストニアは実は初めてでした。
噂によると湿地がたくさんあって走りにくいとか、藪が濃いとかそんなイメージばっかり。
とりあえず行ってみようということで今回の遠征が立ち上がりました。
現地では自炊しながらトレーニング!

こんな感じでトレーニングしてました。
エストニアは日本に比べて涼しく、何よりとにかく人がいない!
一面森か畑ばっかりでした(笑)

森は想像した以上に難しかったです。
白いところもとにかく視界が悪く、また足場もよくないのでまっすぐ行くのに非常に苦労しました。
ただ、今回エストニアに行ったことで、これから一か月充実した準備ができると思いました。

エストニアの地図です。見た目以上に難しかった。。。

後半はフィンランドでワールドカップでした。
ワールドカップは、世界選手権以上にシビアなイベントという印象です。
特に、世界の強豪国がフルメンバーでエントリーしてくるので、層が厚くなりがちです。
その中で私は、スプリントで勝負がしたいと思い、フィンランドへ向かいました。
特に一か月後には世界選手権が控えており、そのためのベンチマークとしても非常に重要な大会でした。

結果は、スプリントは失格、ミドルは112人中100位でした。トップ比約150%です。

スプリントは、自分の中ではいい出来だったと思っています。
前半から自分をうまくコントロールしながら地図を読み、なお追い込むことができていました。
特に、中間の地点では119人中63位くらいで大体110.5%くらいで来れていました。
ただ、後半に転んでけがをしてからは、追い込み切れていませんでした。また、直後にフラッグを飛ばしてしまいました。
結果はついたとしても112%です。
こういったメンタルの変化に対応できるようにならないといけないなと感じました。
ワールドカップの予選通過は107%なのでまだまだ根本的に実力が足りません。
世界選手権の予選通過ラインは去年で108%です。この通過ラインをどのように超えていくか、考えて一か月を過ごしていきたいと思います。


 
by Hannu Kaasalainen

ミドルは、厳しい戦いでした。
特にテレインが難しかったので、一つ一つの動作を確実にこなしていきました。
結果的に大きなミスは最小限にとどめることができたものの、結果はトップから大きく後れを取ったものでした。
やはり私は、一年間北欧にいたこともあって、ある程度ナビゲーションができるようになっている気がします。
一方で、ナビゲーションの先にあるもの、つまりスピードを出して勝負という段階には到達できていないなと感じざるを得ませんでした。
この結果を受けて、また新たなアプローチを考えないといけないなと感じました。
このまま行ってしまうのは悔しいので。
まずは、基礎的なタイムを上げると海外のコーチを探すですかね。
あとは50時間トレーニングをこなすところ。これが一番大事な気がしました。

by Hannu Kaasalainen

最後はロングです。
ロングはスプリントミスパンチがありオープンとなりました。
和やかな雰囲気でイタリアのお兄ちゃんと一緒に走りました。
途中までは抜きつ抜かれつ。中盤のバタフライで離され、そのままという感じでした。
集中力が足りないですね。特に90minを過ぎたあたりから信じられないようなミスが多発していました。あとは動きが緩慢になった。
世界選手権ではロングを走るので、この辺りをうまく修正して本番に臨みたいです。
イタリア人くらいのスピードですべてこなせればおそらく40位はいけそう。そこを目指す。

こんな感じでした。
厳しい戦いでしたが、得るものはすごく大きかったです。
また一か月後の世界選手権、その前に控える全日本に向けて調整していこうと思います!!

日本代表選考会

どうも。
これからは頻繁に更新できればと決意を新たにしたおさきです。

4月8日、9日と日本代表選考会に出場してきました。
結果はこちら!

4月8日(土)スプリント@こどもの国
1 尾崎弘和 0:16:22.0 トータス
2 上島浩平 0:17:40.5 KOLC
3 松下睦生 0:17:41.4 京都OLC
http://mulka2.com/lapcenter/lapcombat2/index.jsp?event=3912&file=1

4月9日(日)ミドル@上井出財産区
1 尾崎弘和 0:40:57 トータス
2 松下睦生 0:44:21 京都OLC
3 松澤俊行 0:44:30 浜松学院大短大部
http://mulka2.com/lapcenter/lapcombat2/index.jsp?event=3913&file=1

両日とも1位で選考会を通過することができました。
また、この冬の目標であった巡航スピードで押し切るレースが少しずつ形になってきているのが自分の中では一番うれしかったです。
特に、一日目は93.7、二日目は93.5と代表の選考会で巡航95を切って勝つことができたのは、自分のアプローチが間違っていなかったと思える結果だったと思います。

しかし、この冬コーチに言われていた、巡航スピード80台、月50時間のトレーニングはいまだにできていません。
今回の結果を受けて、この二つの目標は今の自分の殻を破るためには必要不可欠な目標だと再度実感しました。
これから3か月は、世界選手権に向けてこの二つの目標を達成すべく、自分の生活、スケジュールをもう一度fixしていきたいと思います。

世界選手権はエストニアで開催されます。
おそらく私は、スプリント、ロング、リレーに出場することになると思います。
今年は自分の限界を超えて、新たな世界を見ることを目標にしています。
今年こそ、日本で応援してくださっている皆さんが、ワクワクしながら私の結果を見ることができる走りをしたいと思います。

これからも応援よろしくお願いいたします!!

アジア選手権結果報告

お久しぶりです。

ブログの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。
この一か月はいろいろありましたが、最近行われたアジア選手権の報告をしたいと思います。

アジア選手権の結果です。

スプリント:10位(16:17 +1:11)
ミドル:11位(45:22 +9:17)
リレー:1位
スプリントリレー:5位

【総括】
個人戦はうまくいきませんでした。
暑さと地図にやられてしまいました。
体感温度が40度を超える中のレースはなかなか厳しいものでした。
また、前日までのテストの影響も大きかったです。
暑さに順応するトレーニングが十分にできなかったのは反省です。
地図の精度がよくなかったのもありましたが、その中でもう少し我慢のレースができたのかとは思います。
一つ大きなミスをしてしまったとき、自分の優勝がなくなったと思ってしまいました。
そういった状況でのメンタルの保ち方が私の課題でした。
実際ミドルではチームメイトが優勝したので、その差は何か、もう一度考え直します。

一方でリレーは、自分らしいレースができました。
結果が個人戦で出ていない中、団体戦では何としても結果を出さなければいけないというプレッシャーがありました。
その分レースに集中できたのかなと思います。
暑さに慣れたのも大きかったです。
特にリレーは日本の連覇がかかったものだったので、優勝できてほっとしました。

【思ったこと】
やっぱり国際大会は大変だなと思いました。
何が大変ってやっぱり結果がすべてなところです。
今回自分は、アジア選手権直前までけがをしていました。
そのため、自分の力がどの程度かわからずぶっつけ本番のレースでした。
その中で個人戦で結果が出ず正直焦りました。
これは僕個人の考えですが、どんなアプローチで大会に臨もうと結果が代表として求められるすべてだと思います。
今回私は、けがを抱えていましたが、代表は代表です。
代表として戦う以上、求められるのは結果です。
それは、自分にとって優勝でした。
特にリレーは、結果が出ていない私が1軍で起用されました。
そのため、1走としてトップで帰ってこれたこと、優勝できたことはうれしいというよりもほっとしました。
これで日本に帰れる、代表として最低限やるべきことができたと思いました。
そんなプレッシャーがあるから頑張れるのかなと思います。
応援ありがとうございました。

今後もレースが続きます。
僕が代表として走るレースや国際大会での振る舞いは、
外国の人にとっては日本人のイメージの大きな部分を占めると思います。
そんな思いを持ちながら、これからの大会に臨もうと思います。
応援よろしくお願いします。

最後に写真でも。

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これからの予定と予告

どうも。
さくっと更新です。

明日の夜からスウェーデン行ってきます。
来月に迫る世界選手権に向けて、修行してきます。
久しぶりの一人旅で、不安のほうが多いですが、何とかなるかなと思っています。
とりあえず、ノルウェーのWOCセレクション3レース走ります。

過酷なレースになることは間違いないですが、何かをつかむ走りができればなと思っています。
現地レポートもしていくので(あと寂しくなるかもなので笑)、暇だったら見てください!

ではまた

日本代表選考会!!

こんにちは!
しばらく投稿が滞ってましたね。
またぼちぼちやっていくのでよろしくです。

4月9日、10日は日本代表選考会がありました。
私は、台湾で開催されるアジア選手権とスウェーデンで開催される世界選手権の選考クラスに参加しました。
実はすでに両方内定をいただいていたのですが、内定者としては恥ずかしくない結果を出しておきたいレースと思いながら走ってきました。

以下結果です。
まずは9日に開催されたスプリント選考会です。
1 長縄知晃 0:15:47.1
2 松下睦生 0:16:35.1 京都OLC
3 祐谷大輝 0:16:38.6 東大OLK
4 谷川友太 0:16:49.6 OLCルーパー
5 松尾怜治 0:16:52.7 東京大学
6 堀田遼 0:16:54.4 トータス
7 前田悠作 0:17:07.6 OLCルーパー
8 尾崎弘和 0:17:08.5

結果はいまいちでした。うまく自分をコントロールできず、また走りの技術の差が出てしまいました。
結果を求めたレースで結果が出なかったので、次にこの反省を生かしていきます。

続いて10日に開催されたミドル選考会です。
1 松下睦生 0:37:12 京都OLC
2 尾崎弘和 0:38:38
3 谷川友太 0:38:55 OLCルーパー
4 宮西優太郎 0:39:21 トータス
5 長縄知晃 0:40:19
6 祐谷大輝 0:41:46 東大OLK

何とか求めていた最低限の結果は出せました。
序盤で大きなミスをしてしまい2位になってしまいましたが、久しぶりに不調が続いた中で結果が出せたので一安心でした。

まだまだ修行が足りないので、夏までにもっと早くなって世界選手権に臨みたいです。
見ていてください!
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ルートとコースです。なかなかメリハリの効いた、挑戦的で楽しいコースでした。

なんとうれしいことに後輩の柴沼選手がジュニア世界選手権代表に選ばれました!
めでたい!!
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最後に僕の趣味です。
カレーにはまってます。写真はネパールカレーです!みなさん行ったことありますかな?
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