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世界的スプリンターになるために

1. はじめに

 こんにちは。一年ぶりの投稿になりますが、皆さんお元気でしょうか。

 私は世界選手権出場、来年の世界選手権に向けた準備など、一年が矢のように過ぎていきました。そして気づいたら、去年の投稿からちょうど1年が経ちました。去年の記事を改めて読み返してみましたが、ずいぶんかっこつけたことを書いていたなと思います(笑)。まだの人はぜひ読んでみてください。世界で戦う最後の2年間を全力で駆け抜ける覚悟を決めた!、と豪語した私はそれからの365日を全力で駆け抜けられたのかを振り返ってみようと思います。

2. 去年決めた目標

 目標や覚悟を決めても、それを計る指標がないと意味がありません。まず私が去年掲げた目標を振り返り、それぞれについてどのようなアプローチをとり、どういった結果となったかを振り返ってみます。

 まず、大目標が二つあります。

  • 2022年世界選手権スプリント1桁順位
  • 2022年世界選手権ノックアウトスプリント決勝進出

 大目標を踏まえ、2021年の目標は以下に設定しました。

  • 3000m 9分切り
  • 5000m 15分30秒切り(最低15.45切り)
  • ハーフマラソン 75分切り
  • 世界選手権予選 巡行 105切り
  • 世界選手権 決勝進出

 昨年の記事で書いた通り、5000m14分台を2022年に達成します。そのためには、3000m8.45以内も必要になります。今年は、まず3000m9分の壁、5000m15分台の壁、その先の15.30の壁を破ることを念頭に置きました。また、ハーフマラソンにおいては70分切りの野望があるので、まずは75分以内を達成しようと考えました。
 世界選手権では、予選通過が現実的なラインとなる巡行105切り、決勝出場を設定しました。
 目標を踏まえ、私がどのようなアプローチをとり、目標をどこまで達成できたかを、走力、国際大会の2点から見ていきます。

3. 走力

 走力の目標は以下の3つです。

  • 3000m 9分切り
  • 5000m 15分30秒切り(最低15.45切り)
  • ハーフマラソン 75分切り

 結果は次のようになりました。

  • 3000m 8.56
  • 5000m 15.27
  • ハーフマラソン DNF

 3つ中2つは達成です。
 これまで行った取り組みを軽く振り返ってみましょう。

仲間と一緒に強くなる-日曜ロングランナー結成-
 今年、圧倒的な成長を目指すトレーニングチームができました。まず、強くなるためには一人で頑張れなければいけません。一方で、一緒に頑張る仲間がいるとトレーニングが楽しくなります。仲間が強くなり、ライバルになると自分の成長につながります。さらに応援する選手がいると、大会観戦もより楽しくなります。いいことづくめですね。そんなこともあり、市川市民の橘選手、早稲田の後輩入江、森清選手、最近加入の市川市民奥村選手と共に「日曜ロングランナー」を結成しました。
 活動はいたってシンプル。「みんなで楽しく走って遠征して圧倒的成長!」です。今年は合同トレーニングだけでなく、スプリント合宿、ハーフマラソン合宿、大会遠征、懇親会など思ってみれば色々やりました。某ウイルスの影響で大会などがなくなる中、皆でモチベーションを保ちながら楽しくトレーニングできたのはとてもよかったなと思っています。
 話を戻すと、仲間と一緒にトレをする中で大切にしていることがありました。それは、合わせないことです。合同トレをしているとどうしてもレベル差が出ます。その際、無理にペースや距離を合わせようとすると、お互いにストレスが溜まります。そのため、私たちはつけなくなったら遠慮なく切り離して最後に合流など、それぞれが自分のペースで高めていく方式をとっていました。こうすることで、早く走れる人は自分の強度を確保でき、ついていけない人もトレーニング仲間に気を使わせる必要がなくなります。合同トレーニングは一緒にその場にいることが大事かなと思うので、それなりにうまくいっているのかなと考えています。
 まだこれらの活動が実を結んだかはわかりませんが、それぞれの選手が国際大会、全日本、インカレで成長を実感できているのはとてもうれしいです。

基礎走力を上げる
 走力目標を達成できた要因はいくつもあると思いますが、中でもジョグは一番大きなウェイトを占めているでしょう。数年前、根本選手がカレンダーで書いていたかと思いますが、トレーニングにおいて基礎的なジョグはすごく大切です。この一年、もちろんワークアウトなどは積極的にやってきましたが、ここで書く価値があるのはジョグの重要性だと思います。効果はググったり、根本選手の記事を読めばわかるので、ここではこの一年で私が感じたことを書いていきます。
①自分の体調、レベルがわかる

 普段は、早いジョグ(まあまあしんどいくらい)、普通のジョグ(楽だけどフォームは崩さない)の二つを行っています。自分のペースに一応の目安はありますが、体調や気候、コースによって変わります。従って、普段は主観的強度を重視しています。
 主観的強度を意識すると、自分の体調やレベルがわかるようになります。日々トレーニングを行うと、自分の状態が微妙に違うことに気づきます。ある時は思ったよりペースが速く、ある時は体が重く、筋肉の張りを感じたりします。自分の体の状態の変化に敏感になれるのです。例えば、私はジョグが遅くなっている時は睡眠を長くとり、筋肉の張りを感じたら早めに対処します。ジョグで気づいた体の状態への対応が、一年大きな怪我無く継続的に練習が続けられた理由だと考えています。また、ジョグのペースを一年単位で見ると、自分のペースが変化していることに気づきます。例えば、同じ強度のジョグがキロタイム10秒程度早くなっていることがあります。主観的強度により、自分の成長が確認できるのです。
②ワークアウトの効果が向上

 次に、ジョグを積み重ねるとワークアウトの効果が上がります。インターバルなどのワークアウトは、皆さんも取り組んでいることでしょう。しかし、ワークアウトが練習の大半では伸び悩みます。少なくとも私はそうでした。そこで、私は年単位で継続してジョグを行い、レース前に集中して質の高いワークアウトを取り入れました。その結果、練習ごとに明らかに体のキレが増していくのを実感し、今年は自己ベストを3度更新できました。これを読んでいるオリエンティアの方は、だまされたと思ってまずは継続してジョグを行ってみてください。
③暑さ、寒さに強い体になる

 最後に、ジョグは寒暖に強い体を作ります。今年の夏は、意識して昼間に練習を取り入れました。特に30度を超えた高湿度の環境で練習を続けました。もちろん体への負荷は半端なく、睡眠時間は伸び、内臓疲労と夏中戦いました。しかし、3週間ほどジョグを続けると、暑い環境でも走れるようになります。また、暑さが落ち着くと一気に早くなります。炎天下のジョグはリスクを伴うのでお勧めはしませんが、継続して取り組むと寒暖に耐えられる体になり、有酸素能力の大幅な向上を可能にするそうです(体験談)。

 早くなるためにやることは地味です。目標達成のためには、トレーニングを楽しめる環境を作り、地味なことを怪我無く継続することが大切だと気づいた一年でした。

4. 国際大会

 国際大会は、チェコで開催された世界選手権、デンマークで開催されたトレーニングキャンプに行きました。それぞれについて競技の結果と気付いたことを書いていきます。
①世界選手権
・Sprint qualification: Disq
・Sprint Relay: 21位
 目標達成はできませんでした。完全に実力不足です。
 世界選手権出場に当たって、私は走力的な目標を達成できていたので、ただ出場するだけにはならないだろうと思って臨みました。現地では、トレーニングは短い時間で集中して行い、かつ体のキレを失わないようにトラックトレーニングなども取り入れながら調整していました。概ねこの調整はうまくいったと思います。
 スプリント予選は、城跡のようなところで開催されました。いい写真がなかったですがこんな感じです。久しぶりの国際大会ということもあり、思ったより緊張していたのかもしれません。結果は8番を飛ばしての失格でした。

 ランニングはある程度自分の力を出せたと思います。しかし、上コースの10番まで見られるような細かいスプリントへの対応力は身に着けていませんでした。方向転換が多くナビゲーションに負荷がかかる上、ルートチョイスが必要なコースへの対応力は、今後の世界選手権で戦う上で身につけなければいけないスキルだと実感しました。
 スプリントリレーは、1走で大きく出遅れてしまいましたが、2走として最低限の走りはできたと思います。トップ+2.35はおおむね走力+技術差です。世界選手権で自分の力を出し、今後の成長に向けた糧が得られたのはよかったです。
 世界選手権を通じて、上で書いたこと以外に二つの課題が出てきました。
 一つはランニングテクニックです。国際大会に出て一番実感するのは、不整地や細かい所での走力差です。私は前述した程度の走力を持ったうえで世界選手権に臨んでいるので、アスファルトなどの地面ではそこまで大きな差をつけられません。しかし、芝生や斜面、切り返し、カーブや階段などスプリント特有の場面でことごとく差をつけられていました。それぞれの場面での1秒の躊躇、1%の減速が順位を大きく変動させるのだと実感しました。
 二つ目は、不確実性への対応力です。スプリント予選は8を飛ばして失格になりましたが、その前の7をとる段階で人にぶつかりそうになっていました。その時のわずかな動揺がそれまでの集中の糸を切り、私を9に向かわせました。このケースに限らず、国際大会は不測の事態の連続です。私が3回出場したJWOCスプリント全てでDisqだったのも、不測の事態や気持ちの変化に耐えられなかったからでしょう。
 これらの課題は、日本でやっていてももちろん気づくことができます。しかし、本当の弱点は、国際大会や、日本でいう全日本やインカレのような入念に準備し、高いレベルでのパフォーマンスが求められる場面でこそ表面化します。世界選手権の結果はもちろん満足のいくものではありません。しかし、世界選手権を通じて上記の課題が見つかり、さらなる成長につなげることができるので、来年はさらに強くなった私が見られるでしょう。
②デンマーク遠征
 10月はデンマークに遠征しました。後輩の入江選手と仲良く二人で遠征です。実は二人合宿は2回目で前回は菅平、今回はデンマークでした。遠征のあれこれは入江選手が書きたいと思うので割愛します(笑)
 デンマーク遠征は、翌年の世界選手権に向けて、スプリントを集中して取り組み課題を明らかにする、自分の実力を確認する意図をもって計画しました。トレーニングキャンプはかなりタフで、レース含めて1週間で110㎞くらいは走りました。最後のほうは疲れ果てていましたが、何とか二人とも大きな怪我無く最後まで質を維持しながらこなしきれました。
 トレーニングキャンプを通じて、世界の選手との本当の差、及び自分たちの強みを知ることができました。世界選手権は、レース1本にすべてをかけて臨みます。逆に言うとその一本ですべてが終わってしまい、世界レベルに達するために必要なことを考察することや、スプリントの練習を集中して行うことはできません。一方今回のキャンプは、YannickやKris Jones選手など、世界の超一流選手や、次世代を担うであろう私たちが目標にできるような選手も参加していました。彼らと反省をし、レースを通じて間近に走りを感じることで、次のレベルへの道筋を考えることができました。
 特に遠征で得たものは2点あります。
 一つは、連戦を経験し、体の状態の変化と対処法を知れたことです。キャンプでは、水曜日にノックアウトスプリントを1日4レース、木曜日にスプリントリレー、土日で5レース全力で走りました。体へのダメージはかなり大きく、日曜日は体のキレが明らかに悪かったです。しかし、世界選手権は連戦が続きます。来年私がスプリントで決勝まで走り、ノックアウトスプリントで決勝進出したら6レース走ります。キャンプでこのスケジュールを経験したことで、4日で6レースを全力で走り切るための調整、及び体力、精神的準備を一年かけて具体的なイメージをもって行えるようになりました。
 二つ目は、実力が上の選手と並走する機会が非常に多く、スピード感、オリエンテーリングテクニックを具体的に知れたことです。私は動画などで選手の動きを研究することはよくありますが、実際に走ってみないとスピード感や技術は分かりません。特に、フラッグ周り、ナビゲーションによるふらつき、スピードの出し入れなどを競り合いながら(後ろからのほうが多かったですがw)体感できたのは、来年の世界選手権に向けて大きなプラスになりました。

まとめ

 一年の軌跡を書こうと思ったらかなりざっくばらんに書いてしまいました。こうやって書いてみると、1年は短いなと思います。毎日走り、世界選手権、トレーニングキャンプに出場したら1年が過ぎていました。気づくともう私の残りの競技人生は半年程度。振り返ってみましたが、この一年は妥協なく頑張れていたと思えます。少なくともトレーニングは一度もさぼらなかったので。こういえるのも、今の環境が恵まれているからだと思います。年を重ねると、自分の夢を追うのがどんどん難しくなると日々実感します。様々な人に応援してもらい、競技に打ち込む時間を与えてもらい、他にあったであろう人生をあきらめてオリエンテーリングに打ち込んでいるんだなと、ふつふつ感じます。毎日感謝の気持ちを持ち続けるのは難しいと思いますが、結果を出そうとする姿や、来年の国際大会の結果でその恩を返していきます。明日もがんばります。

来年に向けて

来年に向けていろいろ考えてみました。
ここからもう少し落とし込みが必要ですが、こんな感じでやっていきます。
忘れそうなので、とりあえず書いておきます。

今後のトレーニング計画
これからの目標:
トップスプリンター、留学に向けてフォレストランナーとして森での絶対スピードを上げる、リレーの1走要員になるために巡行90切りを目指す。そのためのアプローチに特化する。

狙いのレース:
世界選手権リレー1走
ワールドカップ(中国)

・秋~冬にかけて
目標:ノルウェー遠征で見つかった、山の中でスピードを上げる能力不足の改善、および5000mで15分を出すためのトレーニング
やること:トレーニング計画を一週間単位で立てる、もう一度5000mの15分を出すためのプロセスを勉強し、計画を立て、実行できるスケジュールを作る。トレーニングの時間を1日2時間作るスケジューリングを行う。
⇒月曜日の午前中を一週間の計画作成、トレーニング計画の作成に利用する

①スピードを上げて山を走る練習
⇒狙い:山の中での最高スピードを上げることにフォーカス
⇒狙ったレース以外の土曜or日曜はこの練習をポイント練習として行う
⇒2k,3kを一セットとして、2~3本行う。計7k程度(ミドルとリレーの距離)をハイスピードで走る感覚を鍛える
②インターバルトレーニング(火、木)
⇒狙い:トラックスピードを上げる
⇒秋~冬にかけては、狙ったレースの週以外は2セットを心がける
③筋力トレーニング
⇒月、水、金
④ジョギング
⇒火、木の朝
⑤オリエンテーリング(スプリント)
⇒月、水、金の午後

秋以降走る主なレース
・9/15.16インカレ
・9/22.23バーティカルなど
10/6.7 クラブカップ
10/13.14 尾瀬岩鞍バーティカル
10/28 全日本ミドル

あいている週末
・9/29.30
・10/20.21

レースによる定点観測
・5000m
・ハーフマラソン
・トレイルランニング大会

冬から春にかけてやること
例年体が動かなくなるので、ここはスピード練習を少し落とし、ロング練習に切り替える。
1月~3月にかけては、長い距離のインターバルトレーニング、トレイルランニング、たまにテレインインターバルを取り入れるなど工夫をする。

3月から6月への取り組み
再びテレインインターバルを増やす。トレーニングのルーチンを秋のものに戻す

来年の夏は?
WOCに出る基準として5000m15分40秒台、テレインインターバルの成果が出たと感じられる結果が春先に見られたら出場をする
秋の中国のワールドカップを目指し、夏は高地トレーニングを取り入れる。世界選手権の代わりにこれをやるのもあり。
例年夏に暑さによりトレーニングができなくなる。これにより7月~9月で調子を落としてしまうので、来年はそれを防ぐために標高が高く涼しい所で長期滞在、トレーニングを行う計画を立て、資金を用意する。
時差ぼけを直すために自分は1週間かかる。ヨーロッパのレースを走る際は、必ず1週間前までに現地入りし、体調を合わせる。

Park World Tour参戦記その3

どうも。
ちょいちょい更新していくスタンスで行こうかなと思っています。

【3日目】
この日はレストデイ。
午後から開会式とのこともあり、午前中はオフ。
さて、どうしたものだろうか。オフはいいが気軽に誘える友達がいないなぁ。
部屋に閉じこもるのも何のために来たんだろうってなるし、これはがんばるしかないな。
そんなこんなで朝食会場へ。
そこにはフランスの友人、Fredoがいました。彼はギリシャ彫刻のような顔立ちの世界ランク6位くらいのイケメンいいやつフランス人です。

そんな彼にどこへ行くか尋ねると、自転車こいでショッピングからの、昆虫食べての小高い丘から景色を見てのお昼ご飯とのこと。
なんとまあ楽しそうなことでしょう。ありったけのコミュ力と社交性を駆使して一緒に行くことにしました。
集合時間に同部屋のローレンス君と向かうと、フランスの兄ちゃん3人、ノルウェーの通称うすたぅぶぉ(Oystein)がいました。彼もなかなか面白い人で、とにかく写真をよくとります。基本スマホのシャッターを切ってます。ショッピングも大好きで、たくさん電化製品を買ってました。こんなに使うのかというくらい(笑)値切りにもすごく熱心です。36歳とは思えない若々しさでパーティーでもトレーニングでも世界選手権でも大活躍する男です。日本のWOCを走っているというと、彼がいかに一線で活躍しているかわかるでしょう。

そんなメンバーでバイキング!自転車。
中国には、いたるところに公共の自転車が置いてあって自由に使うことができます。便利な世の中ですね。最近その会社が北海道に進出したとか。日本も便利になりますね。
いい写真がなかった(笑)

しかしさっそく問題が。。。自転車の鍵が開けられません。
どうやら自転車は中国のアプリを入れていないとあかないよう。さらにアプリにチャージをするには中国の口座がないとだめだそう。中国に口座がないと人権がないというのはほんとでしたね。

しかしそこは、世界選手権常連の選手たちです。待ちゆく中国人にいきなり話しかけて、鍵を開けてもらって問題解決!
なんとまあすごい行動力。僕も見習わないとですね。
そして晴れて自転車ゲット。

さてとそこからスーパーへ向かいます。中国はとにかく交通ルールがやばいです。基本信号は無視、右折は赤信号でも、前からも後ろからも横からもスクーターが飛び込んできます。なかなかの緊張感ですね。
そんなこんなで百貨店でお買い物。
そこもまたすごい。

百貨店では基本的に値切ってなんぼです。誰が定価で買うんでしょうねぇ。
とりあえずイヤホンを見ているといきなり店員さんが話しかけてくるわけですよ。中国語で。僕はどうやら中国人に見られるようです。これでだいぶ困りましたね(笑)英語しか話せないのわかった時の残念そうな顔。申し訳ないまであった。
話がそれましたね。まあこんな感じで話しかけてくるわけですよ。

店員「お兄さん。このワイヤレスイヤホン5000円!安いよ。音質もいいよ。聞かせてあげる!」
(聞いてみる)
俺「うーん悪くないね」
店員「そうでしょう。お兄さん最初のお客さんだから4000円で売ってあげる」←ここですでに値下げ(笑)
俺「いや、高いでしょう」
店員「じゃあいくらがいいの?」
俺「1500円」
店員「バカ言っちゃいけねぇ。お兄さん最初のお客だから3500でどう?」
俺「いや、高い。じゃあ買わんで帰るわ。」
店員「待って待っていくらがいい??」
俺「1500円」
店員「じゃあ最後!2500円でどう?」
俺「いや、買う気がないから帰ります。ばいばい。」
店員「待って待って!1500円でいいから買って!!」

こんな感じです。すごい商売精神でしょう(笑)

そんなこんなで冷やかしつつ、昆虫を食べに次の場所へ。
みんなは鞄とか靴とかヘッドフォンとかいっぱい買ってましたね。

昆虫を食べようと意気揚々と向かったものの、その日は休業日。残念。その後山登り。
PM2.5やばいっすね。でも公園はきれいでした。

お散歩をしながらいろいろ話が弾む。まだ英語が戻ってこない。リハビリしてました(笑)
フランス留学するならリヨンがおすすめだそう。オリエンテーリング的な意味では。

その後、餃子を食べて、開会式へ。相変わらずお金かけてるなぁと。中国はオリエンテーリングの普及に本気だ。疲れたのでそこからは何人かでランニング。

ベルギーのランナーとOysteinとChrisとオーストラリアのお兄さんとランニング。
結構このメンバーで走っていたので、ランニング仲間まである。
いいペースで10kくらい。とれ仲間がレベル高いと楽しい。

そんな感じで渋滞に揺られて帰宅。
眠かったから寝ました。おしまい。

たくさん書いてしまった。また書きます。

Park World Tour参戦記その2

【2日目】
一晩ゆっくり眠り、目を覚ますと同部屋の住人も目を覚ましていた。
台湾からきたローレンス君だ。よく日本にも来ているので、見かけたら挨拶してみてくださいな。とってもいいやつです。全日本ロング、ミドルには来ていましたね。

朝起きて、予定を確認。久しぶりの英語だ。あまり出てこない。これ一週間くらい治らないんだよなーと思いつつ。
この日は、最初のオリエンテーリングイベントのようだ。北京郊外の公園でオリエンテーリングをするらしい。

集合時間になって皆と顔合わせ。久しぶりだ。久しぶりのヨーロッパコミュニティだ。なじめるかなとちょっと不安。コミュ力に全ゲージを注いで臨みました(笑)

最初のバス移動だが、マジで渋滞がやばい。本当にやばい。どれくらいやばいかというと、1時間に400m進むくらい。いったい中国の人はどういう気持ちで車に乗っているんだろうな。仕事も間に合わないやん。とか思いつつ、2時間かけて目的地に到着。なかなかきれいな中国の公園でした。

まずはそこで記念撮影。なかなかいい感じに溶け込めたかな(笑)

cof

スプリントは2500の縮尺、滑るテレインでした。結構頑張ったと思うけど、壁が厚いな。


1 Robert Merl ME Austria 0:14:25
2 Gernot Kerschbaumer ME Austria 0:14:36
3 Jonas Vytautas Gvildys ME Lithuania 0:15:13
18 Hirokazu Osaki ME Japan 0:18:30

とれ後は山登り。PM2.5の中の登山(笑)頑張って走りました。

一日目の大きな目標、グループの中で居場所を作るは無事達成できたかなと。
ひとまず、何人か友達ができました!イスラエルの人いい人だ。そしてもともとの知り合いも結構いたし。

夕飯はいつも通り中華!相変わらず多い!
ここから二日間レストデイ。疲れたので早く寝ました。
おしまい。

Park World Tour参戦記

久しぶりのブログ更新です。
お待たせしました。

10月末に中国で行われたPWTに参戦してきました。
久しぶりの一人遠征で不安なところもありましたが結構楽しかったなと。

今日は最初の1日をとりあえず書いてみようかなと。

【1日目】
移動日でした。
成田から久しぶりのANA。空港で夕飯を済ませていざ飛行機!

機内では、君の膵臓を食べたいを見ながら号泣してました(笑)でもあまりに画像が荒くて想像力を掻き立てられながらでしたが。
この映画はおすすめですね!思うに日本人が好きな「はかなさ」にクリーンヒットした作品じゃないかなと思います。僕も例にもれず、こんな作品にはめっちゃ弱いですね。
http://kimisui.jp/

そんなこんなで中国に到着!相変わらずでかい!さすが4000年の歴史。そういえば最近中国は6000年の歴史っていうらしいですね。歴史の重みがさらに増してきてるらしい。話がそれましたね。
空港に着いたはいいが、そこからがなかなか長い。。。
入国審査に長蛇の列、手荷物受取に10分待ち、そこから外に出るのもまた長蛇の列。
なんだかんだで一時間。何とか空港から町への終電に飛び乗りこれで一安心、、、かと思っていました。

町の中心についたはいいものの、なかなかそこからがなかなか遠い。
とりあえず地下鉄に乗り換えようとしたものの、そこでまた問題が。。。
どうやら終電がなくなってしまったようだ。その時すでに23時。空港で時間を取られすぎた模様。
途方に暮れる電車利用者たち。
とりあえず経路を調べてみるものの、

スーツケースを持って歩ける距離じゃないですね。

そこでタクシーを探すことに。さすがは中国。タクシーだけはいっぱいありました。
どうやら大半は白タクのようで、7キロ2000~3000円とずいぶんと足元を見てきます。
ちなみに空港からは3500円、なかなかふざけた価格設定やなと思ったら一人のおじさんが話しかけてきました、中国語で。
もちろん何もわかりません。
とりあえず高い高いと日本語で言ってたら1500円くらいになったので、乗ることに。
しかし、これはタクシーだったのか。いまだによくわかりません。
トゥクトゥクでしたっけ。これ。廃ガス臭かったですが、なんか仲良くなりました(笑)
道を間違えられたりしながらも、結局値上げを迫られ、100元(1800円くらい)で手を打ちました。
中国に限らず、海外はお金やビジネスの付き合いと人付き合いは全く別物だなと思いますね。
値切っても、いろいろ意見しても関係が悪くならないのはいいことだ。

中国いい国だ。無事布団で寝られる感謝を胸に一日を終えました。

2016年度終了!

お久しぶりです。

2016年度が終わりました。
今年一年を軽く振り返って、今年度の目標と取り組み方を書いてみようかと思います。

今年はなかなか厳しい出だしでした。
4月からけがを抱え、復帰できたのは6月を過ぎてからでした。
そのため夏のWOCは十分な準備ができないままのレースとなってしまい、心残りがありました。
遠征後は、全日本ミドル、スプリントがありました。
スプリントは連覇をめざし走ったものの、4秒差で2位となりました。
僅差での敗北とはいえ、勝ちを引き付けられなかったのが自分の実力です。
その後は、トレーニング量をあげて、さらなる高みを目指して走れるようになろうと取り組んでいます。
特に5000m15分台、3000m8分台は2017年度の大きな目標の一つです。
自分はとても移り気で多趣味な気分屋で、流されやすい性格だといつも感じています。
自分の周りにはたくさんの誘惑があります。
その中で、本当に自分にとって大切なものは何か、どうやったら自分に必要な練習ができるか、どうやって環境を整えていけばいいか、この3つを軸に今年は取り組んでいきたいと思います。

具体的には、オリエンテーリングの競技力向上のために必要なことをもう一度考え直す、50時間以上のトレーニングをこなすために必要な時間管理方法を身に着ける、自分に必要な練習メニューを作成する、周りに頑張る人がたくさんいる環境に身を置くことです。

当たり前のことですが、これが一番難しいと競技に長い間取り組みながら感じています。

ここ数年、自分の成績は停滞しています。
この一年は、大きな変化の年にするべく、けがなくしっかり取り組んでいきたいと思います。
応援よろしくお願いします。

あと、この9月に早稲田大学国際教養学部を卒業しました。
長い学生生活でしたが、とても充実していました。
今は、大学院でビジネスを勉強しています。もし興味のある方がいましたら一緒に話しましょう(笑)

最後に、私の大学生活の区切りとなる今年、早稲田大学から表彰されることができました。
小野梓記念スポーツ賞という、早稲田スポーツでもらうことができるもっとも名誉ある賞です。
過去には、私の尊敬するたくさんのアスリートがいただいたものです。
とてもうれしく思うとともに、今後はこの賞に恥じない選手になれるよう、さらに高みを目指していきたいと思いました。

来シーズンの目指すもの

お久しぶりです。
今シーズンが終了したので、軽く今シーズンをまとめて、来シーズンどのように取り組んでいくか考えてみました。

今シーズンは、今思うと頑張り切れなかったなと感じています。
特に、12月、1月は卒論と受験勉強、4月から6月は怪我に悩まされました。
不可抗力なところもありましたが、この一年大きな変化をすることができなかったなと感じています。

今年は、アジア選手権リレー優勝や全日本スプリント2位など最低限の目標は達成できました。
しかし、帰国してから二年、自分が大きく成長できているとは感じられません。

では、何が原因で停滞しているのか、考えてみました。

1.自分の立場、つまり日本を代表する選手という立場に落ち着いてしまっている。
2.けがが多い。特に冬、春に必ずけがをしている。
3.自分の環境が安定しておらず、十分なトレーニングができていない。

そこで、今シーズンは、これらの反省を踏まえ、自分を変えることにfocusしていきたいと考えています。

まず、1について。
ここ2年、強化A選手として、日本代表に秋に内定し、WOCに向けて準備をする形をとってきました。
しかし、これは自分にとってあまりあっていなかったかもしれません。
地位は人を作るとよく言います。
私の場合は、地位によって、自分の中に甘えが生まれてしまい、向上心を失ってしまったのかもしれないと考えました。
実際、日本のトップ選手となったことで、以前行っていた他のオリエンティアからの学びや、高い目標に向かって緊張感をもって取り組む姿勢が失われてしまったなと感じざるを得ません。
本来自分は、上に立つより、上を目指すほうが好きだし、それがやり抜く力につながっているのだなと感じました。
そこで今年は、一度初心に帰ってみようと考えました。
つまり、

・ほかのオリエンティアから、今まで以上に吸収する。
・誰にも負けないスピードを身に着けるために、環境を変える。
・強化選手にはなるが、A強化には応募しない。
・セレクションは1位で通過して、文句のない成績でWOCに出場する。
・もう一度、目指すオリエンテーリングを再確認し、冬はそれだけを目指して取り組む。

今まで、プライドが邪魔をして、ほかのオリエンティアから吸収する姿勢を失ってしまったと思います。
ただ、今のままではこれ以上の成績は望めない以上、積極的に他人のオリエンテーリングのいいところを吸収していきます。
また、走力にも問題があります。このままでは、WOCに出場したとしても結果は望めません。
特に、抜本的な改革を目指してきたものの、いまだに達成できていないのは環境づくりができていなかったのが問題だと考えました。そこで、ランニングクラブ入会、陸上選手の下での長期合宿など、新しい取り組みを行っていきます。
強化選手に関しては、今年はAに出さないことにします。もう一度オリエンテーリングを見直し、WOCで結果が出せる可能性のある走り、日本で圧倒的な走りを身に着けるために、もう一度競争環境に自分を置くことが不可欠だからです。

2について
けがをしないために、今まで以上に体のケアに気を配ります。
具体的には、ストレッチを欠かさない、無理を感じたら走らない、少しでも違和感を感じたら病院に行く。
また、休む時はどんな時でも休んで長引かせない。この辺りを徹底します。

3について
環境は与えられるものでなく、作るものです。
そのため、オリエンテーリングに打ち込むために、北欧留学のめどを立てる。
また、トレーニングが制限されないために、仕事はできるだけ減らす、3つ以上のことに取り組まないなど、環境を作っていきたいと考えます。

1がかなり大きなウエイトを占めていますが、今年はこれらを目標に取り組んでいきたいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。

Park World Tour China終了!

みなさんこんにちは。

尾崎です。

Park World Tourが終了しました。

10月23日から北京でスプリントレースが開催されました。

世界のトップ選手が一堂に会し、ともに暮らしながら戦う一週間でした。

この一週間は私にとって、とても意義のある遠征になりました。

まず、トップの選手が集まる中で一週間レースができたからです。

高いレベルの選手の中、一つのミスですぐに大きな差がついてしまいます。

その中で、ともに走り、ともに反省をする機会はなかなかありません。

この経験を今後の全日本、来年の世界選手権につなげないといけないと感じました。

また、世界のトップの選手と多く語らい、お互いに刺激を与えあえる空間でした。

普段は日本チームなど、チームで固まってしまうことが多く、他国の選手と交流する機会は限られてしまいます。

今回は、各国の選手がシーズンを終え、少人数で遠征をしています。

そのため、国、チームの枠を超えた交流をたくさん行うことができました。

時に日常やトレーニングについてを語らい、ともに走り、ともに観光を楽しみました。

私自身、今回の遠征を通じてたくさんの友人を作ることができました。

今回共に遠征をした仲間から刺激を受けながら、トレーニングに励みたいと思います。

写真です。もうちょいいいのが上がったらまた上げます。

結果はこちら!
http://p-w-t.org/

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新シーズンに向けて

どうも。
新シーズンに向けたトレーニングが始動しました!

新シーズントレーニング第一弾ということで箱根トレイルランニングをしてきました!!

総距離41キロ、アップ2200mというなかなかのコースでした。
当日は雨に降られることなく走れましたが、雲がかかっていて景色はあまり楽しめませんでした。

きれいだと聞いていただけに残念でした。

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結局10時に箱根芦ノ湖を出発して帰り着いたら17時でした。
一日中走っていましたが、初めてのトレイルランニング、とても楽しかったです。
また長い距離を走ってみたいですね!

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次は11月OMMがあります。
まずはそれに向けてトレーニング頑張ります!

最後にOMM練習中にとった八ヶ岳です。
きれいですね。
写真の練習もしたいですね笑

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世界選手権報告

どうも。お久しぶりです。
また更新開始します!

世界選手権に行ってきました。
結果はこちらです。

【スプリント個人戦】

Men B
1 Jonas Leandersson SWE 12:18 3:28
2 Matthias Kyburz SUI 12:24 +0:06 3:30
2 Emil Svensk SWE 12:24 +0:06 3:30
15 Michal Olejnik POL 13:16 +0:58 3:44
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27 Hirokazu Osaki JPN 14:30 +2:12 4:05

【ロング】

 1 Olav Lundanes NOR 1:33:27 6:02
2 Thierry Gueorgiou FRA 1:35:13 +1:46 6:09
3 Daniel Hubmann SUI 1:35:32 +2:05 6:11
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60 Hirokazu Osaki JPN 2:24:48 +51:21 9:22

【リレー】
1 Norway 1 1:47:44
1. Carl Godager Kaas 34:57 1 34:57 1
2. Olav Lundanes 34:50 1 1:09:47 1 0
3. Magne Daehli 37:57 1 1:47:44 1 0
2 Switzerland 1 1:49:38
1. Fabian Hertner 35:51 2 +0:54 35:51 2
2. Daniel Hubmann 35:44 3 +0:54 1:11:35 2 0
3. Matthias Kyburz 38:03 2 +0:06 1:49:38 2 0
3 Sweden 1 1:52:23
1. Fredrik Bakkman 38:12 9 +3:15 38:12 9
2. Gustav Bergman 35:21 2 +0:31 1:13:33 5 -4
3. William Lind 38:50 3 +0:53 1:52:23 3 -2
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Japan 1 mispunched
1. Mutsuki Matsushita mispunched mispunched
2. Hirokazu Osaki 1:00:19 30 +25:29 mispunched
3. Tomoaki Naganawa did not start mispunched

『総評』

スプリントは、自分の力を出し切れたと思います。
しかし、走力の差を大きく感じる結果となりました。
特に今年のレースは、5000m15分20秒くらいを切らなければ、予選通過はありませんでした。
万に一つ、今年は通過の可能性がなかったと実感しました。
来年出場するのであれば、そのあたりの根本的な改善が必要かと実感しました。
世界に出ていくとはそういうことなのかなと最近強く思います。

ロングは私が一年間目標にして取り組んできたレースでした。
しかし、今年は思うようにトレができず、結果は満足のいくものになりませんでした。
ただ、来年に向けて、課題と希望が生まれました。
それは、体力面に不安はあっても、留学、数回の遠征を通じて技術的な準備はできていたからだと思います。
ここから一年が勝負だと思いますので、応援よろしくお願いします!

残念ながら今年のリレーは失格になってしまいました。
1走の松下選手が、不慮の事故で怪我してしまいました。
2走の私は、中盤で大きくミスをしてしまいました。
今年は思うようなレースができず非常ンい残念です。
来年は、結果をつけ、目標を達成できるように努力していきます。

『来年以降』
来年も世界選手権を目指し、トレーニングを続けていきたいと思っています。
ただ、結果を出すためのプロセス、目標を今まで以上に明確にして取り組んでいきます。
特に、5000mで15分台を出す、月50時間以上鍛錬期はトレーニングを行うを目標とします。
これを達成して、結果を出せる準備ができたと思ったら来年の出場を決めようと考えました。

今年の世界選手権応援ありがとうございました。
来年の準備はもう始まっています。
引き続き応援よろしくお願いいたします。

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地図です。